5月31日(木)
・9:00にチェックアウトしてリスボンへ
今回はエクステンションのメンバーが多くてバス3台
例のとおり遅れて10:00スタート
・EUの農業国らしく畑と森が続く
テージョのエリアに入ってからブドウ畑やコルク樫の木が目立ってきた。
テージョ川を渡る、この辺りは米どころとアナウンスされるが、水田も稲も見あたらない。
・Quinta da Atelaに到着してワイナリーの見学とランチ
まずはアペリティフとウェルカムドリンク
このエリアは2009年まではリバテージョと呼ばれていたが、いまはVRテージョになり6つのサブリージョンがある。
ここはその中のAlmeirimエリア DOはTejoの一つ
ウェルカムワイン
・2021 VR Tejo Casa da Atela Branco
・ホテルのプール脇で記念撮影 ドローンも活躍
・ランチ
まずQuinta(荘園の意)da Atelaの社長の挨拶
1346年からあるQuinta. 今は14のワイナリー12のエリアの集合体。
2017年に今のオーナーに買収されて、ワインツーリズムに力を入れている。ホテルも充実、グループで800人の従業員がいる。
全体で580haありポルトガル原産の品種とと国際品種のブドウを植えている。
テージョ川(このあたりではタガスTagus川ともいう)の北側の山の影響で高温多湿のエリア40℃にもなる。夜も多湿。レキと砂漠の土地、シストも混ざる。
・一泊165ユーロで(2人部屋) 朝食、試飲、ブドウ畑見学、カーブ見学、15%のワインディスカウント
・ピクニック付きのプランやトラクターツアー、サイクリング等のいろいろなアクティビティもある。
・ランチ
・スープ:エンドウ豆とハムのスープ
・メイン:豚のローストとパイナップル、たっぷりのグリーンアスパラ(根本が固い)
・デザート:アテラのプディング
・ウェルカムと同じVRテージョの白ワイン
・2021 VR Tejo Tinto Quinta da Atela
プチ・ヴェルド、シラー、メルローの国際品種ブレンド。
デザートワイン
・DOP Do Tejo Vinho Licoro Rose Alpirca, VDR酒精強化ワイン
全員に1本
・2020VR Tejo Vino Tinto Regional Petit Verdo 100% Quinta da Atela
をいただいた。
食事が終わると16:30
アルピサの町のミュージアム。富農の荘園が博物館になっている。17-18世紀の家族の肖像画、家具、タイルなどが素晴らしい。モダンアートも庭に展示。
バスでホテルへ。17:00着の予定が19:30になっている。ホテルは1989年のリスボン万博で造られた新都心にある。1448年のパスコダガマのインド航路発見を記念の550周年の万博。美しい近代的な街だが、旧市街には地下鉄で30分かかる。
夕食はホテルのビュッフェだったので、我々のチームは旧市街に食事にでる。
有名なシーフードレストランが1時間待ちだったので、近くのメキシコ料理のレストランでビールで咽喉を潤す。
シーフードレストラン Cervejaria Ramiro
・アサリのニンニクワイン蒸し
・たっぷりのバターをしみこませたパンの山盛り
・エビのアヒージョ
・メイン:くもガニの丸茹で
皆これを食べている。がっちりした樹脂製のたたき台とトンカチを各自わたされガンガンたたきながら足や爪を割って食べる。店中すごい音、あちこちに殻が飛んで大変だがとても楽しい。大きな胴体の殻の部分にミソと茹で汁を混ぜたものがたっぷり。これが良いソース。パンに付けてもおいしい。
このカニ、足は細いのに殻がやたらに固い。6人で一匹だが大満足。
ワイン
・2021 VR Alentejano Branco Quinta do Camro 16.73ユーロ
ロウレイロ、アリント、アンタンヴァーズのブレンド14%フレッシュ
ライトイエローカラー、シトラス、海の塩味少し、少しボディも
・2022 DO Alentejo Rose Collor Solodo Sobroso
Syrahのロゼ、ライトサーモンピンク、キレがあってカニに合う。12.5%、18ユーロ
これだけ食べて、一人25ユーロ とてもリーズナブル。ポルトガルは物価が優しい。メニューが無く、スマホでコードを読むのは現代的。
・レストランのプロ横川毅さんが大活躍、AIを使いこなして地下鉄の切符から、レストラン探しまでお世話になりました。
・ホテルに戻る頃はもう日付が変わって6月に。とても充実したリスボンナイトであった。
葡萄の騎士
淺田富彦
Comments