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満開の桜咲く秩父地方のワイナリーツアーVol.2 秩父ワイン

更新日:2022年4月27日

「葡萄の騎士の会」主催、秩父のワイナリー見学、二ヶ所目は兎田ワイナリーから車で約20分、奥秩父の両神山の麓、海抜約320mのところに位置する秩父ワイン。


それにしても、雲一つない程の快晴。

まるでアルザスの青い空を思い出すように澄んでいて気持ちが良い。

周辺には春の花々が咲き乱れ、

春爛漫とはこの事か?‼️



1940年浅見源作が創設以来、約82年を経た小さな家族経営の老舗ワイナリーである。現在は五代目、島田昇氏が代表としてフル稼働。


創設期は昭和の初期で、貧しいこの地で出来る事は何か?と模索した結果、源作、慶一父子が考えだしたのはワイン造りであった。


結論が出たら行動が早い。あの川上善兵衛の著書「葡萄全書」を購入するため、慶一がわざわざ三日間掛けて神田の本屋まで自転車で出掛けたエピソードがあり、その情熱と決心には頭が下がる。


当初はワインなどは地元以外は中々売れず、四苦八苦していた頃、1959年フランス人の神父が現れ、「これはボルドーの味だ‼️」と評価され、源作印がブランド化されていった。


近年では日本ワインコンクールでも金賞も獲れる程に成長し、進化し続けている。古くて新しいワイナリーである。


★ テロワール

 ・ 昔から秩父の中でも特に雨が少なく、昼夜の寒暖差が大きく、葡萄作りには好適地

 ・ 気候は内陸性気候帯

 ・ 両神山などからの風の影響

 ・ 土壌はpH 6~7の弱アルカリ性

 ・ 地勢の基盤は約1.3億年前山中白亜系、秩父帯の地層、その上に関東ローム層


★ ぶどう栽培

  ・ 約5ha (山梨県の契約畑含む、以外は自社畑)

  ・ 草生栽培 ・ 棚仕立て

  ・ 垣根仕立て 欧州品種 コルドン

  ・ ぶどう品種

  メルロー、C・F、C・S、シャルドネ、山ぶどう、MBA、プティ・ヴェルド、甲州(山梨県)


★ ワイン造り

  ・ 甲州シュー・ル・リー

  ・ コールド・マセラシォン MBA

・ サーマルタンク使用

  ・ F バリック使用


★ その他、

  ・ 源作爺さんのモットーは「商売は大きくせず、大きくすると良い物はつくれない」

・ 自社畑「カラサワ」がフラッグシップ。土の改良をするため、表土を掘り上げ、武甲山の石灰岩石を小石、礫状に砕き、混ぜ合わせ、少しでもボルドーに近い土壌を実現。

・ ワイン熟成にはFバリック

  ・ 昨今、晩腐病、獣被害(特にハクビシン)と悩みは尽きない


★ ワインテースティング  主に興味を持ったワイン


・ 源作印 やまぶどう 2015

やまぶどうらしい溌剌とした酸味が魅力的、タンニンは軽く、新鮮味に溢れる


・ 源作印 マスカット・べーリーA 低温醸し 2017

穏やかな赤すぐりのアロマ、こくは中庸で口当たりは上品な味わい



・ 源作印 カラサワ 樽熟成 2007

腐葉土のような熟成香、酸味が豊でタンニンはソフトだが深みが残る、ボルドータイプ


最後に


今回は秩父のワイナリーを巡ったがワインツーリズムとしても魅力的な地域だと改めて感動させていただいた。


ワイナリー、長瀞観光、秩父三社、登山、カヌー、春秋の花巡り、お花見、紅葉、温泉、蕎麦処、ジオパークと一年中楽しめそうだ。


島田昇社長、村田取締役には訪問以前からいろいろと質問しても嫌な顔せず、ご丁寧にお答えしていただき大変感謝しております。

ありがとうございました。


貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。


葡萄の騎士の会

顧問

剣持春夫

ソムリエ J.S.A.最高技術顧問





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