8月11日読了時間: 4分

F.I.C.B. ハンガリー：INTERNATIONAL WINE TASTING AND RATING CHALLENGE レポート

更新日：8月12日

F.I.C.B.のホームページに掲載されている記事を翻訳したものです。

2024年5月23日から26日までブダペスト(ハンガリー)で第2回F.I.C.B.国際ワインテイスティング&レーティングチャレンジが開催され、その後、5月26日から28日までエゲルとトカイ地方でエクステンションツアーが開催されました。パンノニアの淑女騎士団は、完璧なイヴェント運営暖かいおもてなしを提供くださいました。F.I.C.B.の加盟ワイン騎士団から8カ国(フランス、ハンガリー、イタリア、日本、スロバキア、スロベニア、スイス、アメリカ)から約40名の参加者が参加し、成功を収めました。

2024 F.I.C.B. チャレンジを主催するパンノニアの淑女騎士団

チャレンジ自体は、プロの審査員(座長:ダイアナ・ニトレーヌ・サルディ教授、メンバー:イルディコ・コンツ氏、ソムリエ)の監督下にあり、2つのパートで構成されていました。

ワインテイスティングチャレンジ

(ワインの品種をブラインドでテイスティング）

2回のセッションで、出場者はスパークリング2種、白5種、ロゼ2種、赤5種のワインサンプルをブラインドテイスティングしました。各ワインについて、彼らは次の質問に答えなければなりませんでした。

ワインは単一品種ですか、それともアサンブラージュですか?
ワインのメインのブドウ品種は何ですか?
オーク樽は使っていますか?
ワインはどの国で生産されましたか?
アッサンブラージュの場合、2番目のブドウ品種は何ですか?

個人競技:テイスティングルーム

個人コンペティション:審査員とブラインドテイスティング用に用意されたスリーブ付きボトル

各国から提供されたワインのブラインドテイスティング

カードはこちら

チャレンジの3日間に提供された5回の食事で提供されたワインの参加者全員による合計評価。8カ国(フランス、ハンガリー、日本、ポルトガル、スロバキア、スロベニア、スイス、アメリカ)から25種類のワインが試飲され、評価されました。

総合評価:各食事で参加者全員が5種類のワインを試飲し、ブラインドと評価(合計25種類のワインを評価)

ワイン鑑賞カードはこちら。

試飲した25種類のワインのリストはこちら

個人チャレンジの優勝者3名に賞状を贈呈するセレモニー(F.I.C.B. Diplôme of Honorを受賞したDavid Braszilと共同)。

2つのコンペティションの結果は、5月25日の夜に開催されたガラディナーで発表されました。

個人チャレンジ:

第１位　& Winner: 坂間明彦　葡萄の騎士の会（日本）

第２位: ダミアン・ルフバルベLa Noble Confrérie des Olifants en Pays de Neuchâtel (スイス)

第3位 : ケン・ヒック オレゴン・ワイン・ブラザーフッド(アメリカ)

ワインチャレンジ:総合評価の受賞者:

プリファード・レッド:ヴィラーニ・フラン 2020 – アッティラ・ギア・ワイナリー(ハンガリー)

プリファードホワイト: ノリア 2023 – シャトールバン、ラディスラフドルド (スロバキア)

プリファード・ロゼ:グラン・アンニバルAOCコトー・ヴァロワ・アン・プロヴァンス 2023 – ドメーヌ・レ・アンニバル(フランス)

これら2つのコンペティションに加えて、参加者は訪問、ハンガリーの美食、ワインの発見という特別なプログラムを楽しみました。

ブダペスト市内観光:王宮で

ブダペスト市内観光:ブダペストの王宮ファーストで、市内観光、王宮の訪問、パンノニア淑女勲章による叙任式、ドナウ川でのボートクルーズとディナー。その後、ハンガリーのエリザベート女王(シシィ)のお気に入りの宮殿である美しいゴドロ城を訪れました。

パンノニア淑女勲章の叙任式

ブダペスト:鎖橋と王宮、ドナウ川のボートクルーズに乗船

ギョドッロ城

その後、2日間のエクステンションツアーで、参加者は美しいバロック様式の街エゲルに向かい、地元の大学を訪問しました。1774年に設立されたこの有名な大学(エステルハージ・カロリ・カトリクス・エギエテム)は、ワインの科学と技術を教え、独自のブドウ畑を栽培し、参加者はそのワインを試飲しました。エゲルでのプログラムは、ティボー・ガル・ワイナリーとフジオ・ワイン・バーへの訪問いたしました。