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これまでの歩み

葡萄の騎士の会は、Federation Internationale des Confreries Bachiques *1(パリに本部を持つ国際ワイン連盟:以下F.I.C.B.と略称)に所属する日本唯一のワイン騎士団として、1986年に元駐米大使の大河原良雄氏を会長、元三菱商事 ロサンゼルス支店長の宮武達夫氏を副会長として創設されました。経済人、文化人を中心に非営利のワイン愛好者団体として、ワイン消費の拡大を目的に36年間活動してきました。大河原氏と宮武氏の没後、2019年1月に木下尚慈が第2代会長に就任し、今後は日本ワイン発展のための新たな方向を目指しています。

 

 葡萄の騎士の会が所属するFICBは1964年にパリで創設された非営利団体であり、世界のワインの消費増大や品質の向上のために世界23か国143団体のワイン騎士団を束ねて60年にわたって積極的に活動してきました。

 FICBの主要なメンバーでもある葡萄の騎士の会は、毎年のFICBの総会や、2年に一回開催される世界大会に参加資格があり、これまで多くの会員が参加してきました。天候の良い6月に数日にわたって開催されるFICB世界大会(2年ごとに異なる国で開催)では、数百名の会員が世界中から集まり、開催国のワイン生産の現状を学び交互に情報交換するとともに、主要なワイナリーの訪問や連日連夜のパーティーで開催国のワインと料理、そして音楽を楽しみ、世界の騎士団との交流を深める最高の機会となります。

 上記のように、私たち葡萄の騎士の会は、F.I.C.B.の重要な一員として、今後とも本部や他の国の仲間たちと連絡をとっていろいろなイベントに参加してまいります。そして、ワイン好きの一般市民の代表として日本ワインの成長を日々認識しながら、その素晴らしさを世界の仲間たちにPRしていきたいと思います。

                    葡萄の騎士の会

                    会長 木下尚慈

*1 INTERNATIONAL FEDERATION OF WINE BROTHERHOODS(英語表記)

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